H26 行政書士 問 33 法令 第3問 問題

債権の準占有者に対する弁済等に関する次の記述は、民法の規定および判例に照らし、妥当ですか。

他人名義の定期預金通帳と届出印を盗んだ者が銀行の窓口で本人と称して銀行から定期預金を担保に融資を受けたが、弁済がなされなかったため、銀行が当該貸金債権と定期預金債権とを相殺した場合に、銀行が、上記の事実につき善意であり、かつ過失がなければ、当該相殺は、債権の準占有者への弁済の規定の類推適用により有効な相殺となる。

正答率:365/485(75%)