財務会計論 H23-12 問題11 第1問 問題

ローン・パーティシペーションとデット・アサンプションに関する次の記述は、正しいですか。なお、ローン・パーティシペーションとは、金融機関等からの貸出債権に係る債権者と債務者間の権利義務関係を移転・変更せずに、金融機関等の保有する原貸出債権に係る経済的利益とリスクを参加者である投資家に移転させる、いわゆる参加契約をいう。また、デット・アサンプションとは、償還期限の到来していない社債などの債務を有する企業が、当該社債の現在価値相当額を銀行に預託し、銀行が債務履行する取引をいう。

「金融商品に関する会計基準」は、金融機関等からの貸出債権に係る権利義務関係を移転させずに、原貸出債権に係る経済的利益とリスクのほとんどすべてを原貸出債権の原債権者から参加者に移転させるローン・パーティシペーションについても、債権の消滅を認識することを認めている。

正答率:425/533(79%)