財務会計論 H23-05 問題6 第1問 問題

「棚卸資産の評価に関する会計基準」に関する次の記述は、正しいですか。

通常の販売目的で保有する棚卸資産については、期末における正味売却価額が取得原価で処理された帳簿価額よりも下落している場合、当該正味売却価額まで簿価を切り下げ、当該切下額は当期の費用として処理される。これに対して、トレーディング目的で保有する棚卸資産は、売買・換金に対して事業遂行上等の制約がなく、市場価格の変動にあたる評価差額が企業にとっての投資活動の成果と考えられるから、これを市場価格で評価し、帳簿価額との差額(評価差額)は当期の損益として処理される。

正答率:1477/1724(85%)