H18 社労士 問 34 労一 第2問 問題

次の記述は、正しいですか。なお、本問において「倫理憲章」とは(社)日本経済団体連合会の「2006年度・新規学卒者の採用選考に関する企業の倫理憲章」のことであり、「白書」とは、「平成17年版労働経済白書」のことである。

白書によれば、大学卒業者の就職状況は、平成16年3月時点の卒業者に占める就職率が55.8%、一方、就職も進学もしていないいわゆる無業者が20.0% と高水準となっている、としている。また、高校卒業者の就職状況は、卒業者に占める就職も進学もしない者の割合については、増加傾向で推移していたが、近年は、おおむね横ばいとなっている、としている。白書の分析では、高校卒業者に占める就職率は16.9%、就職も進学もしない者の割合は7.5%としている。また、採用した新規学卒社員の1年目の離職率は、高校卒業新入社員では25.0%、大学学部卒業新入社員では15.3% となっている。
白書では就学期間を終え職業選択を行い、積極的に社会参加できることは1人ひとりの人生にとって重要であるが、現代の若者は就学から就業への円滑な移行を果たすことができない場合が増えている、としている。

正答率:508/687(73%)