H23 行政書士 問 30 法令 第1問 問題

法定地上権に関する次の記述は、民法の規定および判例に照らし、妥当ですか。

Aは、自己所有の土地(更地)に抵当権を設定した後に、その土地上に建物を建築したが、抵当権の被担保債権について弁済をすることができなかった。この場合において、抵当権者が抵当権を実行して土地を競売すると、この建物のために法定地上権は成立せず建物は収去されなければならなくなることから、抵当権者は、土地とその上の建物を一括して競売しなければならない。

正答率:2195/3024(72%)