残念

「適切でない」が正解。円安に進みやすくなります。

購買力平価説は、「同じモノであれば、価値は同じ」という考え方に基づき、「二国間の為替レートは、各国の通貨の購買力が等しくなるように決定される」とする説です。(理論を正しく説明できている自信がないのでご自身でも調べてみていただけると有難いです。)

解答を導き出すための考え方は、次のようなもので問題ないと思います。
A国を米国と置き換えて、ハンバーガーが日本で100円、米国で1ドルで販売されていたなら為替は1ドル100円のはず。その後、日本の物価が5%上がり、米国の物価はそのままなら、ハンバーガーは日本で105円、米国では1ドル、為替は1ドル105円になるはず。よって、日本の物価が米国の物価に比べ上昇した場合、「購買力平価説」に基づけば、米国の通貨価値に対して、円安が進みやすくなる。